12月9日土曜日、今年フィナーレを飾る第17回定例研修会が盛会のうち終了いたしました。
ほぼ満席の会場は外の寒さとは対照的に熱気にあふれ、ご参加頂きました皆さまに改めてお礼申し上げます。

今回のテーマは「終活」です。
講師には弁護士の向原栄大朗先生をお招きしました。
「終活」は講師により切り口が異なってまいりますが、間違った終活が相続後にどれほどの争いを招いているかを、紛争防止の立場からわかりやすくお話し下さいました。
法廷の場では何が判断材料になるのか、公正証書遺言であればすべて安心なのか、弁護士ならではの豊富な事例を聴いて驚きました。
書店に並ぶ相続本には一般的なことしか書いてありません。
「自分の常識と相手の常識は違う」こと、国と国の戦争と同じで「絶対溶け合うことはない」という争続の現実を、亡き親は想像したでしょうか。
一度争うと解決まで2~3年はかかると言います。20年ずっと争っている兄弟姉妹もいるそうです。
円満な相続のためには、なにより正しい相続対策をすることが必要なのだと痛感しました。

TVコメンテーターとしてもその名を知られた向原先生ですが、依頼者の「終わりが見えない事への不安に応える」という何気ないひと言に、優しいまなざしを感じました。
向原先生、有意義な時間をありがとうございました。
また、相続マインズ福岡はリーガルチェックを向原先生にお願いしています。
研修会の場を通じて、皆さまに向原先生からの明確なメッセージをお届けすることができ、マインズにとっても喜びに溢れたうれしい一日となりました。
年末のしかも週末というご多忙の中、県内外から駆けつけて下さった皆さま、本当にありがとうございました。

懇親会は忘年会をかねて賑やかに、次々に出されるおいしい料理をほおばりつつ満開の笑顔が花開く場となりました。
皆さまと共に来年もこの波に乗って参ります!
本当に多くの皆さまに支えられているマインズです。
またお会いしましょう!ありがとうございました!!