4月13日(土)第11期下半期スタートとなる第17回特別研修会を開催いたしました。
テーマは「まったなしの相続登記義務化!~そこに潜む問題と解決方法~」。講師はプロサーチ株式会社代表取締役の松尾企晴氏をお招きしました。
後半トークセッションでは弁護士と司法書士を交え「相続登記義務化で問われる相続専門家の存在意義」を課題として共に考える場にしよう!という試みです。

 

まず第1部の基調講演では、松尾企春社長が相続登記義務化のポイントについて簡単に解説。そして私たちのお客様が「どのように受け止めているのか」までに踏み込む点は、さすが松尾社長のセンスであると脱帽しました。
「専門用語を使わない」「シンプルに翻訳して伝える」など、不動産相続コンサルタントのエッセンスが随所に伺えるないようでした。「チャットGPTには出せない答えを出すことこそ仕事である」との、心強いメッセージが印象に残ります。

 

そして第2部トークセッションにお招きしたのは、司法書士の藤井真司先生と弁護士の桑原貴洋先生です。モデレーターは第1部に引き続き松尾企晴社長にお務め頂きました。
リラックスしたトークに会場からいくつもの質問が飛び出すなど、終わってみれば今後の相続ビジネスの展開に実に役立つトークセッションでした。

アンケートからも「オンライン録画をみてもう一度勉強したい」「トークセッションも盛り上がってすごく勉強になった」「他社との差別化をどのようにしていくか検討していましたので、まさしく伺いたい話が聴けて有意義な時間となった」など、大変貴重な機会であったことが読み取れました。

 

昨年に引き続き2度目のご登壇となった松尾社長ですが、相続に携わる専門家の役割についての踏み込んだ解説は、仕事の価値を再認識させてもらった素晴らしい内容でとても良かったです。

また藤井先生も桑原先生も、相続登記の難しさや現状について丁寧にそして忌憚なくお話し頂きました。
先生方おふたりから「アライアンスの大切さ」「信頼できる人の探しかた」を伺えたことは大きく、参加者皆の魂を揺さぶる研修会と言っても過言ではありません。

 

懇親会で「どうしたらコンサルがビジネスになるの?」「皆はどうしているの?」という話題に大きな関心が集まったことが何よりの証拠です。藤井先生、桑原先生、そして松尾社長。本当に有り難うございました。

「相続の本質は人の幸せ」。マインズ発足から10年あまり、この理念を共有する仲間の輪を広げて参りましたが、そろそろ次のステージです。私たちのコンサル業務が「お客様にとって価値ある答えとなり得るか」。皆さんの挑戦は、マインズにとっての挑戦でもあります。続く限り共に歩んでまいります。

またお会いしましょう!有り難うございました!!