6月7日(土)、第46回定例研修会を開催いたしました。
毎年6月のテーマは「医療・看護・介護」ということで、おかげさまで8回目の開催となります。
「医療介護職と士業の連携マインズ~待っているのではなくこちらから地域に働きかける~」と題したパネルディスカッションは、司法書士の福村雄一氏、社会福祉士でスターフィールド株式会社社長の髙﨑慎介氏、そして司会は弊会役員の橋本雅文氏が務めました。

 

「医療介護のいい感じな地域連携への取り組み」「地域共生における士業のチカラ」「老いゆく親と子供のお金をめぐる境界線」「再考ACP」。
この4つのセッションを通して痛切に感じたこと、それは地域コミュニティ構築の重要性です。
そのひとつは、家族に変わるセーフティネットとしての役割を担うための様々な取り組み。
そして専門知識とリソースを持つ士業が地域と連携して考え、還元しようとする取り組みです。
福祉職と士業が連携して社会的価値を創りだすという、新しい働きかたがあることを学びました。

 

アンケートからも「地元で実際に行動に移したい」「地域コミュニティづくりのヒントを得た」など多くの声を頂き、いかに実践的内容であったかがわかります。
また士業だけでなくFPや保険・不動産など実務家からも「エンディングノートなど、自分ができることを伝えていきたい」と積極的な意見が聞かれ、さらに広がりが期待できるとも感じました。
大阪から駆けつけて頂いた福村先生はこの分野で押しも押されぬトップランナー、無理を聞いて頂き今回マインズ最多の3度目のご登壇でした。また髙﨑社長は1年というわずかな期間に3度のご登壇という貢献ぶりでした。
福村先生、髙﨑社長のご厚意痛み入ります。有り難うございました!

  

「人生のエピローグを自分らしく」とのベクトルは同じと思い、「医療・看護・介護」の福祉職先生方から学ばせて頂こうと始めたこの研修会。
命を預かるという点において職責の重さは比べようはありませんが、協働によってご相談者の課題解決がかなうこともあるのだと知り、回を追うごとに実践的なマインズらしい研修会に育ちました。
これは、まさに「医療・看護・介護」分野の最前線で活躍する講師の先生方が、次へ、また次へとたすきを渡してくれたおかげに他ありません。素晴らしい講師とのご縁に恵まれたことと、そして継続して参加頂いた皆様に感謝申し上げます。

   

会場参加者の98%にご参加頂く懇親会はいつもながらの和気藹々、いつもマインズをお支え頂き有り難うございます。またお会いしましょう!有り難うございました!!