おかげさまで6月3日(土)、第10期最後となる研修会を開催いたしましたので、ご報告させて頂きます。
テーマは「医療・看護・介護」、取り上げるようになり7年目にしてようやく、相続の実務レベルで語れるようになったと実感します。これは皆さまに育てて頂いたテーマに他ならず、感無量の面持ちです。

   

第1部はむすびケアプランサービス代表でケアマネジャーの照屋広基氏による講演です。テーマは「よくわかる介護保険制度のサービス~ケアマネジャーの実務とサービス内容~」、まさに介護の現場について学びます。

介護保険制度の解説に始まり、続いてケアマネジャーの職務内容を流れに沿ってお話し頂きます。
まさに高齢社会における私たちが知り得ることがない世界。事例を紐解きながら利用者とそのご家族の実態、そして伴走者としてケアマネジャーがどのように寄り添うのかまで、実に丁寧に語りかけて下さいました。
また「お金の話」が随所に伺えた点は想定外でした。

 

第2部はトークライブ。去年に引き続き、特別ゲストに司法書士の福村雄一氏をお迎えしました。テーマは「ケアマネジャーと司法書士が共に創るライフケア~ケアマネジメントとリーガルマネジメントのリアル~」です。

to”>財産の専門職である参加者皆さまに対して、ケアマネジャーと接点を持つことの意義をお伝えしたい、と大阪から駆けつけて頂いた福村氏。実際にケアマネジャー更新研修や社会福祉協議会などのセミナーや連携で大活躍であるだけに、会場を力強くリードして頂きました。
照屋氏も「この方が亡くなったら、どうなるんだろう」「ケアマネジャーとしてできることはなんだろう・・」と感じる側面は多いと打ち明けます。
「権利擁護の側面だけに限らず、ケア職と財産の専門職との関わり合いは地域の必須要素だ」、と福村氏。出会うことがないそれぞれの職域において、すべきことが見て始めたことは大きな意義があると感じた研修会となりました。
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to”>照屋氏とのご縁をつくってくださった内田 直樹先生、ありがとうございます。
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アンケートからも「相続業務や被相続人を支援する上で情報を得ることができた」「ケアマネジャーさんともっと関与していきたい」など積極的な意見が多く寄せられました。
心や身体に寄り添うのが医療・看護・介護の専門職。
そのケアマネジャーと、私たち財産の専門職とに顔の見えるつながりが生まれたならば、ケアプランやライフプランも少し変わるかもしれません。

 

照屋先生、福村先生。両先生の仕事へのスタンスと温かさを知った、貴重な2時間でもありました。本当に有り難うございました!会場には遠方からのご参加や、久しぶりにお顔を見せてくれた方もいらっしゃるなど、うれしいことばかり。梅雨入りと台風接近が重なり、天候が心配される中でありながら駆けつけて頂きましたこと、こころから感謝申し上げます。皆さま、本当に有り難うございました!!

懇親会はマインズの真骨頂とばかり和気藹々。盛会の内お開きとなりました。
またお会いしましょう!!
有り難うございました。