8月2日(土)、第47回定例研修会を開催いたしました。
半歩先を行く研修会!を意識する私たち相続マインズ福岡ですが、今期フィナーレを飾る今回テーマとしたのは「資産を増やす相続対策」という考え方。
講師には公認会計士で税理士の足立武志先生をお招きいたしました。

かねてより足立先生は資産を減らしたり圧縮して相続税を減らす対策ではなく、増やして次世代に継がせる対策を提唱していらっしゃいました。
大相続時代に突入し、相続人世代は「就職氷河期」に重なります。お金に不安を持つ世代を対象とする相続対策が「今のままで良いとは思えない」。
そう考えていた矢先に「有価証券と相続に強い」足立先生との出会いがありました。

まず始めに資産を「減らす」「圧縮する」相続対策の何が問題かを実例を上げて解説、続いて「なぜ増やす対策がなされないか」も例を上げ、今こそ発想の転換が必要だと訴えます。
税理士先生がロジカルに説く「相続税が増えても手残りが増える道筋」は説得力に満ちたものでした。

 

続いて、金融資産運用による相続対策を提案するために必要な基礎知識を詳細かつわかりやすく説明。マーケットの歴史を踏まえながら、足立先生ご自身が実践するルールも惜しみなくご披露して頂きました。
数々のご著書を出版され、メディアでのご活躍もめざましいだけに、手応え十分な内容となりました。

 

アンケートからも「めったに聴けない話」「いくつも参考になる具体例が」「足立先生のような税理士が増えてほしい」と多くの高評価を頂くと同時に、士業の先生からは「投資を提案したくても知識がない」「触れるべきと思うが慎重にとも考える」と本音も聞かれました。
ただ有り難いことに、マインズには多くのファイナンシャルプランナー会員さんが存在してくれています。
今後も会員皆様の連携と協働が深まることを期待しつつ、フィナーレにふさわしい研修会になったことをご報告させて頂きます。

足立先生、発想の転換という言葉通りの研修会となりました。
先生の無私の心に心から御礼申し上げます。有り難うございました!
またこの1年、第12期を振り返ると、素晴らしい講師陣と共にいつも真摯にご一緒に歩んで頂いた会員皆様の笑顔があります。
本当にお世話になりました!有り難うございます!!

会場参加者の98%にご参加頂く懇親会はいつもながらの和気藹々、いつもマインズをお支え頂き有り難うございます。来期からは新体制に移行しますが、これからも現役員は裏方となり支えてまいります。
またお会いしましょう!有り難うございました!!