11月29日(土)、新役員のキックオフセミナーとして税理士の小嶋 公志氏を講師にお招きし、第48回の定例研修回を開催致しました!
テーマは「~事業承継について多面的な視点で解説「今、何をすべきか」対話形式での講義~」。
対談形式ということで税理士挑戦中の25歳、気鋭の桑野義充氏が対談相手として望みました。

小嶋氏による7ヶ月に及ぶ事業承継連続講座開催から早くも3年。
前回の連続講座は、小嶋先生の事務所に持ち込まれる実際の案件(事例)を基にどのような承継手法を検討し、実行に至ったのか、この解説講座でした。
そして今回、実行した結果がどのように至ったのか。

一つ一つの事の展開が気になる中で、老舗お蕎麦屋さんの事例についてのその後~が解説されました。
「障碍を持つこの子を残しては先には逝けません」と言いながら病気により亡くなってしまった母と、現在入院中の父、面倒を見れるものがおらず、施設に入所した娘。
残された親族が、その時どのように事業を承継して、その後をどのように繋いでいったのか…。
士業手続きの枠を超えて、事業を承継するという、人と人のリアルな物語が心に残った、そんな講義でした。

 

そして第2部では、桑野氏より、現在進行中である製造業M社の事業承継について、実際のヒアリングの内容や、実際のM社・社長の財産診断等をリアルに紹介頂き、今社長が考えていること、社長の想い、そして今後どのような展開が想定されて、M社はどのように事業を継いでいくのか。
またまた数年後が気になるお話を伺う事が出来ました。

新卒3年目とは思えない落ち着きを持って講座を行ってくれた桑野氏。
次は、不動産法人化をテーマにした講座も行えるとのことで、桑野氏が行ってくれる講座にも期待大です。
またお会いしましょう!有り難うございました!